計算力について
保護者の悩みは深い…
お子様に計算力をつけてほしいと考える保護者は多いと思います。
確かにそう思います。テストが返ってきて、簡単な計算のミスを見つけてしまうと「コラ」と言いたくなります。
保護者から「どうしたら計算ミスをしなくなりますか?」と聞かれることがあります。
私は「計算ミスは起こります。生徒自らミスに気づいて減らす意識を持つことが大切です。」と答えます。
計算ミスのない人間などいません。人間は機械ではないからです。
計算力は小学生時代から少しずつ付けていくしかありません。
早道はありません。
大切なことは計算ミスに自分ですぐに気づいて修正する力だと思います。
それも問題を解きだした早い段階で気づけることです。
最後まで解ききってから計算ミスに気付くより、早めに気づいた方が最終的に正解にたどり着くまでの時間が削減されるからです。
些細なミスでしかることはしません。それより計算ミスに気付かず、放置するくせのある場合には注意します。
自分でミスをしやすい問題や傾向を見抜く姿勢が大切です。
回り道をしていいと思っています。たくさん解いて自分のくせを見つける。
そうすると自分の計算ミスを発見しやすくなります。
結果的に計算力が付いてくると思います。
ですから保護者の皆様にはお子様の計算ミスをあまりガミガミ叱らないでほしいと思います。
それより本人が計算ミスに気づき自ら修正することの大切さを教えてほしいです。
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